今年もゴールデンウィークの期間中、シンコ・デ・マヨがある。
Cinco de Mayo 、つまり5月5日という意味で、この日にかつてメキシコ軍がフランス軍を撃退した、という歴史に起因する祝日で、お祭りなのだ。
で、日本でもラテン人口が増えてるっていうんで2013年から東京と大阪で、ラテン文化のフェスティバルとして開催されている。*1
どんなお祭りかって、中南米からアーティストを呼んできてライブパフォーマンスをしたり、ラテン諸国の食べ物を楽しむパーティー、となっている。
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去年、ぼくは初めて行った。大阪の会場にね。
去年はペルーから超有名アーティストが来るっていうんで、けっこうざわざわしてた。「日本でいうところの浜崎あゆみみたいなもんやで」なんて聞いてたんだけど、ぼくが生まれる前から日本に住んでるペルー人のオヤジは「いや、あんなもん、天童よしみみたいなもんやで。おばはんや」なんて言ってて、どっちなんだ…って思ってたんだけど、有名なことには間違いなくて、ライブは超盛り上がって、ぼくにとっては代表曲だろうが新曲だろうが、全部新曲だったのだけど、叫んで、踊って、大いに楽しんだ。
こういう異文化フェスっていうと、タイフェスが有名どころだと思うんだけど、客層はすくなくとも関西ではぜんぜん違う。
タイフェスなら日本人のお客さんがとても多いけど、このラテンフェスはお客さんは6〜7割くらいが外国人だった。おまけに夜になると、日本人はほぼゼロになる。なんだか、タイのフルムーンパーティーのような怪しげな雰囲気が漂う。
ほんとにここは日本か!?なんて思ってしまうほど。というかあの時間帯、日本じゃなかった。日本語はもはやほぼ通じないし、体型が日本人のそれと違うもの。とりあえず大きいじゃない。胸板厚いじゃない。フィジカル強いじゃない。あっちの人って。
テキーラガールが会場をまわり、テキーラたっぷり浴びていたるところでノリノリでサルサを踊ってたり、カナディアンスクールのヤンキーが暴れていたりして、熱しやすく冷めやすい危険な雰囲気があって、陽気でカオスだった。
今年は去年よりも広い会場に変わるらしい。
ぼくは今回、東京会場に行くつもりだけど、大阪みたいにカオスだといいなあ。
それまでに、スペイン語のレベルを上げて、ぜひ友だちつくりたいなあ!
そろそろスペイン語勉強日記も書かないとな…。
*1:アメリカ人の友人によると、アメリカでもこのシンコ・デ・マヨっていうお祭りをやってるんだけど、それはメキシコのお祭りという意味合いが強いようだ。